2 0 1 9年3月7日

企業年金の受給権を守る連絡会様

社民党政策審叢会

企業年金に関する公開質問状につきまして、次のとおり回答させていただき

ます。今後ともよろしくご指導顔います。

 

1企業年金の受給権について

企業年金は退職金の延払いであり、財産権の侵害は許されないと考えます。

 

2近時の企業年金改定への基本姿勢について

 

1)企業年金は公的年金の補完でなく、上乗せだと考えます。憲法2 5条の

生存権の理念に基づき、公的年金をきちんと保障することが政府の役割です。

 

2)受給者の白助努力や自己責任を強調するものであり、アペノミクスの一

環、安倍政権の本質とも受け止めます。

 

3リスク分担型企業年金について

1)厚労省が出した政省令には、退職年金を変質させかねない内容を含んで

いると考えます。

 

2)リスク分担型への移行に際して、そもそも減額がありうる制度なのです

から、労使合意や受給者の同意が大前提です。また、少数不同意者の受給権が

侵害されることは大変問超があると考えます。

 

4支払保障制度の法制化について

安倍政権のもと、国民年金や厚生年金の積立金についこ株式運用比率を拡

大し、国民の資産を金融市場に流し込みリスクにさらしています。企業年金

に関して、受給者の受給権を最大限保護する視点から、支払保障制度の法制化

が必要だと考えます。

以上

 

団体