法政大学年金裁判の会

ニュース    №19

発行 2015年8月15日

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 横内 廣隆

  -原告弁護団主張-

・シミュレーションない説明は不十分、「20年破綻説」は虚構で誤導!

・減額は年金規程28条に違反する!

     次回 11月5日(木)第15回法廷

 8月10日(月)、午後10時30分より法政大学年金減額裁判第14回法廷が東京地裁で開かれました。傍聴には、12名(原告5名、「連絡会」7名)が参加しました。

 前回の法廷が開かれたのは6月4日で、被告弁護団(大学側)から提出された「被告準備書面」の内容を全面的に否定した減額不当論でした。今回の法廷では、①減額に向けたシミュレーションが無い説明は不十分であり、そればかりか、年金財政が「20年で破綻する」という虚構による誤導が行われたとし、賛成が3分の2を3名上回った結果は無効である。②未償却過去勤務債務の償却責任は大学側にあり、年金減額は年金規程28条2項に違反すると、強く主張しました。

被告弁護団からの発言はなく、裁判長は今後の法廷日程を提示しました。年内は11月5日(木)、12月14日(月)の2回、年明けの日程は次回法廷で決定するとし、その後に人証を行い、判決となる運びが明らかにされた。10月末までに被告弁護団は準備書面を提出することとなった。法廷は約15分で閉廷となりました。

 最後になりましたが、提出した「原告準備書面(7)」をお送りします。ご一読ください。

<次回法廷>

 日  時    11月5日(木) 10時30分開廷

 場  所    東京地方裁判所 527法廷

         (地下鉄、霞ヶ関駅A1出口、徒歩2分)

 集合時間    10時15分 東京地方裁判所 1階ロビー