法政大学年金裁判の会

ニュース    №21

発行 2015年12月20日

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 横内 廣隆

年金減額の必要性は到底認められない! 「鑑定意見書」を提出する 次回 2月15日(月)第17回法廷 12月14日(月)、午後1時30分より法政大学年金減額裁判第16回法廷(第527号法廷)が東京地裁で開かれました。傍聴には、12名(原告7名+1名、「連絡会」4名)が参加しました。 今回の法廷では、私たち原告弁護団が本件年金減額の実施は「会計学・経営分析論、学校法人会計の観点からみて、被告の財政状態は良好であって、黒字累積の結果、年を重ねるに連れて財政状態は一層健全化しており、年金減額の必要性は到底認められない。」とした明治大学名誉教授 山口 孝氏の「鑑定意見書」と「被告準備書面(8)」を提出し、補強弁論を行いました。 これに対して、大学側(被告)は前回の法廷で裁判長から要請のあった①特別拠出金と未償却過去勤務債務の関係、②年金規程36条の3の制定経緯とその内容について触れた「原告準備書面(11)」を提出しました。 裁判長からは次回法廷日程についての提示があり、約15分で法廷は終了しました。次回法廷には、原告側・被告側双方から準備書面を提出することになります。 法廷終了後に行った報告会では、次回の法廷審理後には人証作業に入るものと思われるとの見通しが弁護団から語られました。 提出した山口 孝氏の「鑑定意見書」、「原告準備書面(8)」をお送りします。ご一読ください。なお、「被告準備書面(11)」を読みたい方は、連絡ください。 提訴以来、3年3カ月を経過しているこの裁判、大詰めにさしかかっております。最後まで、頑張りましょう! <次回法廷> 日 時 2月15日(月) 午前10時30分開廷 場 所 東京地方裁判所 527法廷 (地下鉄、霞ヶ関駅A1出口、徒歩2分) 集合時間 午前10時10分 東京地方裁判所 1階ロビー 傍聴に参加しましょう! 以上