法政大学年金裁判の会 ニュース №24

発行 2016年6月 25日

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 横内 廣隆

裁判は大詰めを迎えています

証人尋問の日程が決定する!

次回 8月25日(木)第20回法廷

 第19回法廷は6月6日(月)午後2時分より東京地方裁判所で開かれ、傍聴には8名(原告7、その他1)が参加しました。

当日、原告の私たちは「原告準備書面(11)」と「同(12)」を提出しました。大学側弁護団からは、筆頭弁護士である設楽公晴氏が前回の「被告準備書面(13)」に名前の記載がなかったのですが、一時辞退していて今回復帰したとの報告がありました。提出した「原告準備書面(11)」、「同(12)」は、前回の法廷(4月21日)で被告側から提出された「被告準備書面(13)」に対する反論として提出したものです。法廷では被告弁護団から、これらの「原告準備書面」についての言及はなかったのですが、お送りしますのでご一読ください。

 裁判長からは、前回の法廷で提示のあった証人尋問について言及があり、被告側弁護団からは三菱信託銀行(当時)の担当者に依頼していること、もう一人は大学の担当者を考えており、三菱信託銀行の証人がダメな場合は専門家を考えているとの発言があった。原告側は証人として元理事の石坂悦男氏、それに原告として河原由治、遺族である田沼祥子の二人を原告証人として出廷することを明らかにしました。今のところ被告側の証人として誰が出廷するのかは分りませんが、放置しておけば年金財政は破綻するとして、年金減額実施の正当性を主張することが予想されます。これを念頭に、目下、私たちの弁護団会議では証人尋問、陳述書の内容討議を慎重に重ねております。

 次回の証人尋問は、被告側、原告側合わせて5人の証人尋問・反対尋問が行われることになり、一日で終了するかどうか不明です。場合によれば、2回に及ぶことになるかも知れません。

その後は裁判所の判決待ちとなります。いずれにしても2012年9月10日の提訴以来、4年間に及ぼうとするこの裁判(一審)の正念場を迎えていることになります。最後まで頑張りましょう!

<次回法廷>

 日  時    8月25日(木) 午後1時30分開廷

 場  所    東京地方裁判所 527法廷

         (地下鉄、霞ヶ関駅A1出口、徒歩2分)

 集合時間    午後1時10分 東京地方裁判所 1階ロビー

傍聴に参加しましょう!

周りの関心のある方も誘って参加しましょう!

以上